ふんわりフワフワな感じで

これといったことはない地味な感じのブログです。

最近、母の様子が気持ち悪いぐらい変わった

私の母の性格は、超がつくほどのヒステリックで、昔から、気に入らないことがあれば目をカーッと見開いて私に暴言や暴力をしてきたのは、何回かここにも書いてきた。本当に悩まされてきた。

そんな母が最近、変なのだ。私に対して以前とは違って丸くなったというか、ヒステリックになるような出来事があっても私に何も言わないのだ。

最初、私もほんの少し隙間程度だけど嬉しかったのだが、すぐにその気持ちは消えた。

母の機嫌がいいのは、父に関して嬉しい事があったらしく、父と母の関係が今までに無いほど良好だからだ。

父がらみでいい事があったんだろうなぐらいは予想していたし、母の変化の理由が、決して私を配慮した結果でないのは痛いほど分かっていた。

結局、私はいつだってこの夫婦に振り回されてしまったのだ。

私は、母に対して距離を置くという気持ちは依然として全く変わらないし、それができるようにいつも考えている。

私の幼少期は両親のおかげで本当に嫌な思い出でいっぱいだし、私が家に協力するようになったからって両親が物事に今になって頑張りだしているのだか、もう遅いのである。

「○○○(私)が頑張ったら、自分も頑張れる」父はよくそう言っていたが、それも大間違いではないか。

なぜ、子が頑張らないと、親も頑張れないんだよ。私には親が子に全て依存しているようにしか思えない。

母だって私が辛かった時、どこかで私のこと面白がっていたし(被害妄想ではなく客観的にみて)、見て見ぬフリだった。

母の今の穏やかさだって父がらみであるわけだし、私が小さい時父は本当に不安定だったから、よく2人から親とは考えられないような八つ当たりだってよくされた。

それが今になって夫婦の状況が良くなってきたからって、両親の態度が変わっても、やっぱり私の気持ちは自分でも驚くぐらい変わらないのである。以前の私だったらすぐに母と打ち解けてしまったけど、そういうことをしてしまっから大失敗だったのである。

私は、自分の気持ちを清算したいのも含めて母には離婚してほしいと何回も離婚について話をしたことがあった。それについて話すといつも、絶対に離婚したくないという母と数え切れないほど大喧嘩をしてきた。最近になって母はとうとう本音を言った。

母は自分の老後が心配だと言った。

確かに母は1人でやっていくほどの強さも手に職もないから、離婚なんて到底無理なのは分かっていた。それでも、私は両親がベッタリしているのが嫌だったのだ。

母はよく「子供のために離婚しなかった」と言っていたが、結局自分のためにできなかっただけで、自分のためにしなかっただけだろ!って思ったのだ。「いつかは離婚する」と言っていて私もその言葉を聞いてやっと自分の気持ちが清算できると思い安心したのだが、そんな気は最初から母には全く無く、母の口のうまさに騙されただけなのだ。

結局、両親は何もかもが自分本位だったということが私も今になって分かったし、相変わらずこの夫婦は「2人さえ良ければいい」という考えなのだ。

私の気持ちは絶対に変わることはない。ただ、私も両親と同居している以上は喧嘩できず、本音を隠す日々がしばらく続く。

私が両親を許すことは今までに受けた仕打ちを全て無かったことにしてしまう。それは、今の私の心にいる幼い頃の自分を裏切ることになってしまう。

私の気持ちは変わらない。ここに書いているのも、自分の気持ちを確かめたいからだと思う。

母のヒステリックなのは本人の性質であり、その性質が消えることはない。今でも時々声を荒げる。もうウンザリだ。

私は自分の振り回された時間を取り戻すために頑張らなければならない。

親の気分、そんなもので私の大切な時間が散々失われたのだ。

被害者っぽくなってしまう言い方はしたくないとここでも言ってきた。

確かに被害者っぽくなるのはいやだ。ただ、他人には理解してもらえないような外には見えない苦労をしてきたのも事実だ。

私は両親とのわだかまりを解くつもりはないし、一生無理だと思っている。今だってそうだ。良好な親子関係に戻れそうなきっかけがあっても、やはり散々ひどいことをされたこを思い出してしまい、自分の気持ちがもう修復に向かわないのだ。

自分の今の気持ちは「無」って感じである。

母は父と歩いていく決心をしたわけだから、一生そうすればいい。

これから私の状況がもっと良くなったら、母は手の平を簡単に返す。

目に見えている。でも、私は両親を面倒みるつもりは全くない。

非情にみえるかもしれないが、私の決めたことである。

両親への恨みつらみを2人に言うことは多分無いと思うし、というか言っても全く分かってない2人だから、私も自分の気持ちを分かって欲しいとかっていうのも全くないのだ。

ただ、本当に振り回されたのとの思い一念だ。

母は相変わらず父を擁護するし、いくら最近母が穏やかになったと言えど、私と喋るとお互い一触即発状態なのだ。やっぱり無理である。

私も母のヒステリックで性格悪そうな目を見るのが苦痛である。

もはや限界を超えてしまっている。

私と両親の間には、果てしなく高く頑丈な鉄壁がある。

それはもう打ち壊すこともないし、私も修復なんか望まない。一生何があっても無理である。

そんな事に気付いた今日この頃である。